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2013年4月14日 - 2013年4月20日

2013年4月20日 (土)

山はまだ寒かった

 ひと月ぶりに前岳に登ってきた。今日は金山滝から。駐車場は県道近くも、
登山口そばも十台近くの車だった。先月登った時はまだ冬景色で、歩き始め
から積雪30~40センチ程だったが、今日は4月も20日、県内で桜まつりの
始まる時節だ。

 ところがここにきて、寒気が東北にも降りてきて、昨日は、鹿角市の八幡平
アスピーテライン開通式だったが、道路除雪が完了したあの一帯にかなりの
降雪があって、式典後にふたたびゲートは閉鎖されたという。

 こちらの金山滝登山道は、30分ほど登ったあたりから上は路が泥でぬか
るんでいた。下山の数人とすれ違った。山ガールが一人で降りてきた。高年
の女性が一人で降りてきて私が通過するまで待ってくれた。最近は女性の
登山者が多いが、女性のおひとりさんも珍しくなくなってきたようだ。

 安政六年に建立されたらしい金刀比羅の石碑のあたりからは一面雪で、
さすがに寒く手袋をはめた。

 女人堂跡に人影はなく、そそくさと前岳に足を延ばした。途中夫婦らしい高
齢の二人連れが何やら防寒の重ね着でもしているらしかった。前岳には何
もないのでここも長居は無用、女人堂跡に戻り、アンパンを頬張って下山開
始。このとき気温摂氏4度、真冬の寒さだった。

 市街地周辺ではもう見ることもなくなったフキノトウが、登山口に至る路傍
に姿を見せていた。登りの途中にキクザキイチゲを一本見つけた。クロモジ
があちこちで芽吹き始めたし、ヒメシャガらしい幼い芽も土から顔を出してい
た。

 下山路、滝の近くの木橋付近にエンレイソウを数株見つけた。それも葉先
と向かいの葉先の間が10センチちょっとのかわいさだ、こんなに小さいの
に花がついているのを見るは初めてだ。しかもつやつやしている(写真)。ブ
ナはまだ色を見せていなかったが、さまざまな植物が待ち遠しかった春の気
配に息づき始めたようだ。

 9時50分に駐車場を発ち、戻ったのが13時。残りのパンとおにぎりを車中
で食べておしまいとした。

山は寒かった

2013年4月15日 (月)

「猫の詩」が送られてきた

  「書肆えん」が「猫の詩」を送ってよこした。ナンダ?これなら三年ほど前に
きちんとハトロン紙のカバーのついたものが送られているゾと思いつつ、何か
メッセージでもあるのかと開封したが何もない。

 ページを繰るうち、私が前回のブログで、詩集「犬の詩」について、犬の目線
で書いた作品があると面白かったのではないかと書いたが、その返答を「猫の
詩」のなかに見つけろという趣旨かと推察した。

 オヤッと思ったのが最初に載っている作品だ。題名の意図が分からないのと、
末尾の注は蛇足っぽい点、題に「猫」の語をつけるのなら第三連の「一匹のし
なやかな猫」の「一匹の・・・猫」は説明的になっていないかと感じるが、それは
さておき、いいぞ、秀作じゃん。

 猫が自分を抱き上げている「あなた」の何かもの憂く気怠い心象を感じとって
いるようだ。ヴァイオリン(作品の中では「ヴィオリン」と書かれている)のゆるや
かな旋律が流れているんだネ。

 こういう秀作があったんだ、「猫の詩」には。「銀次郎物語」もよかった。ストー
リーの中に銀次郎の感情(自分をないがしろにされた憤り)とか、別れを受け入
れる分別のよさとかが表現されていて読ませる。
 表紙の月に届こうとしている猫の絵もよかった。

 猫は人の意向から自由な動物のようだが、そうした性向を認めている人間と
の間はさらりとした関係のようだし、犬の方は、飼い主に忠実であろうとするだ
けに、絆の強さを感じさせる傾向があるようだ。一般的にそうだと聞いたことが
ある。そうした関係のことは今回の二つの詩集に収められている作品にも現れ
ているように感じた。
 
 

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