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2013年10月27日 - 2013年11月2日

2013年10月30日 (水)

串田孫一の「山のパンセ」を読む

 予報では午前中雨、夕方から曇りとなっていたので、山はやめて、夕方まで
は本でも読み、暗くならないうちにジョギングでもしよう、できるくらいの晴れ間
はあるだろうと、自分に都合よく今日の予定を立てた。

 空は明るく、多少、翳ることはあったが登れば登れるような具合だった。昼か
ら空は暗くなり、やがて小雨、そのうち上がりそうもない具合の秋の雨となった。

 串田孫一(1915年~2005年)の「山のパンセ」(ヤマケイ文庫)を読み始
めた。1955年(昭和30年)から1962年(昭和37年)までに書かれた山に
関する随想約九十篇をまとめたもの。

 「風に散ってゆく枯葉にはまた別の気持ちが感じられるが、飛ばされて行き
そうにしている種子には、一種のわくわくするような夢があるように思われる」
(「旅人の悦び」から)

 霧ヶ峰の車山肩に手塚宗求さんが建てた「コロボックルヒュッテ」の小屋開き
に招かれたことや、その山小屋の書架に自分の著作を幾つか送ったなどとい
うことも書かれている。

 先日泊まった「クヌルプヒュッテ」のすぐ近くに「ヒュッテジャベル」という名を
見たが、開かれたのは「ジャベル」、「コロボックル」、「クヌルプ」の順のよう
だ。(クヌルプについてふれた文章は出てくるだろうか?)

 また、解説(三宅修)では、息子さんが秋田・岩手の県境にある和賀山塊の
縦走に出かけた、という部分もあり、そんなふうな、自分の関心をつなぐ記述
があると、次の随想も読みたくなってくる。

 外は暗くなって、雨の上がる様子もなく、走るどころではなくなっていた。

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