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2013年12月8日 - 2013年12月14日

2013年12月 8日 (日)

強行採決された

 外交や安全保障に国家機密の必要性があることは分かるが、ほかに明確
にしておかなければならいことはあるはず。特定秘密の範囲、チェック機関に
国民の意思が反映されるような担保、知る権利を保障する何らかの手立て。
そうした点を曖昧にしたまま、昨日夕方、参院本会議で与党は強行採決をし
た。数で優位に立っている側の横暴以外の何ものでもない。少数意見を尊重
すべしという民主主義などくそくらえと言っているのと同じだ。

 今日の地元紙には「国家主義を前面に打ち出した」、「いよいよ『自分がやり
たい政策』に取り組める時期だと判断したようだ」、「衆参両院での圧倒的多
数を背景に戦後日本の在り方を大きく変える政策転換に踏み出す公算が大
きい」と書かれている。

 本県選出の与党議員は、「丁寧に国会運営を進めてきた、十分な審議を行
ったと判断し委員会のルールに、基づいて出した動議」と語ったという。執行
部からマスコミへのコメント内容を教え込まれているのだろう。金太郎アメの
ようなコメントだ。今に始まったことではないから驚きはしないが、「丁寧に」と
いっていることには呆れてしまう。

 われらの地方政府の首長はどんな反応か。・・・県知事は法整備は必要とし
てこの法案に理解を示したようだ。知る権利を損なうとの声がある点について
も、通常業務と防衛の守秘義務とでは次元が違う、知る権利よりも命を守る方
が上だ、と述べたようだ。衆参両院で強行採決した与党の姿勢については何も
触れていない。ホー、そんなものか。

 県町村会長は、法案の必要性に理解を示しつつ、問題点があるのに数が多
ければどんな法案でも通していいのか、強い疑問を感じる、と述べたようだ。当
然だ。

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