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2013年2月10日 - 2013年2月16日

2013年2月14日 (木)

発送電分離は5から7年後という自民党だが

 経済産業省の専門委員会が2月8日にまとめた報告書案(まだ案の段
階だ)で、電力を家庭などに自由に売れる「小売りの全面自由化」を3年後
から始め、電力会社から送配電部門を切り離す「発送電分離」に5~7年
後に踏み切る・・・という。

 東日本大地震によって福島原発が制御不能となった時以来、多くの国
民が原発への恐怖を味わったのではないだろうか。

 しかし昨年末の衆院選で2030年代の脱原発をマニフェストに掲げた民
主党が敗れ、自民党は3年後に方針を決めるといって原発をどうするかの
判断を保留したような感じだった。その自民党が大勝したとき(経済の再生
が選挙の争点だったことが判明したのだけれど)、これで脱原発の動きは
当面出てこないなと思っていた。

 が、ここにきて自民党は発送電分離を電力改革の工程表に乗せたわけ
だ。おおそうか、と思ったのも束の間、今夏の参院選を控え、改革に後ろ向
きとのイメージを避けたいためという政府関係者の判断もあるようだ。なん
だ、そうなのか。さらに参院選で自民党が大勝すれば先祖返りがないともい
えない、と書いている。

 やっぱりな。あの自民党が電力会社に厳しい対応を迫って改革を推進す
る、民主党がやろうとしていたそのことを本腰入れてやろうとするなどと思う
ほうがおめでたいということかもな。

 しかし、原発依存の状態からは早く脱したい。独占状態にある電力業界
に競争原理を導入してほしいし、発電源を自然エネルギーや天然ガス等に
シフトしていけば、原発を徐々に廃炉にしていく方向を明らかにしていける
のではないか。それは福島原発のような危機から私ら国民を遠ざける道筋
だと思うからだし、また、それは活断層上にあって危険などといわれる敦賀
原発のような話があればなおさらではないか。

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