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2014年9月28日 - 2014年10月4日

2014年10月 1日 (水)

御嶽山噴火のこと

 ガスや火山活動で中断していた救助活動が今日再開された。自衛隊が大型
ヘリで救助捜索人員を投入して、噴煙や有毒ガスによってこれまで入ってゆけ
なかった尾根筋などにも活動をの手を伸ばした。その活動の結果、新たに心
肺停止の人たちの発見が続き、今日現在で47人が死亡したもようだ。大変な
ことだ。

 医療関係者の話として、命を落とした人の身体には、噴石が直撃したような
跡がみられるとの報道があった。あるいは有毒ガスを大量に吸い込んだことが
原因と思われる人もいた。

 映像で山小屋の壁や屋根に噴石が直撃した跡を見た。相当なものだ。逃げ
て下山した人が、飛んでくる噴石を、大きいもので軽トラックや冷蔵庫にたとえ
る人もいたくらいだし、仮にこぶし大くらいだとしても頭に当たれば倒れて動け
なくなるだろう。

 下山できた人の中には骨折したり、背中部分にやけどを負っている人もいた
という。命からがらの下山だったことがうかがえる。映像に見える人たちの服
装もザックも私の登山姿と同じであり、すれ違う際にコンニチワなどと声をかけ
たりかけられたりするするあの人たちと同じで、山登りを楽しむ点で自分と同
じであることも思えば、やはり他人事とは思えない。

 
 

2014年9月29日 (月)

御嶽山噴火のこと

Memo0083
(↑9月28日付け朝日新聞)

 御嶽山では死者も出ていて、三十名以上の心肺停止の人たちもいるようだ。
下山した人たちの口から、死ぬんだと思った、もう終わりだと思った、生きてい
るのが不思議なくらい、遺書を書いた、などという言葉が出ている。新聞の写
真では、一面灰色になった山肌の中にうずくまったり、腰を抜かしたような人
の姿が映っている。この人たちは大丈夫だったのだろうか。

 噴火があった時、火口付近にいても助かった人はいたはずで、その人たち
と、逃げられずに心肺停止になった人たちと、何が違ったのだろうか。山小屋
や避難小屋に避難した人たちは、互いに励ましあったり、歩ける人は山小屋
から配ってもらったヘルメットをかぶって下山したという。ザックを頭にのせて
避難した人もいた。タオルやハンカチを口に当てて逃げたという人もいた。

 秋田駒が噴火したのは、昭和7年7月と昭和45年9月18日だった。その2
回目の噴火の様子を、「新 花の山を歩く 秋田駒が岳・乳頭山」(田沢湖観
光協会編)にはこう記されている。

 「マグマは壮大な花火のように夜空を焦がし、流出する溶岩流は火の川と
なって遠くから望まれ、押し寄せる噴火見物の人と車で未曾有の混雑となっ
た。この噴火も周辺の高山植物などのほかには人畜に被害はなく、約4か月
後の昭和46年1月26日で収束が確認された。」

 「噴火見物」とあるが、聞いた話では男岳から見たという人がいた。とすると
100メートルと離れていないはずで、大分余裕のある話だが、噴火が沈静化
し始めたころのことだろうか。御嶽山のと比べる話ではない。

 それでも女岳火口から流れた溶岩流の跡は今も残っていて、昨年その傍を
歩いたときは、その荒涼、殺伐とした光景に、早く立ち去りたい気分ちになっ
たことを思いだす。下はそのときに撮った写真。

(↓溶岩が女岳から西へ流れている)

P1020640

(↓溶岩流は金十郎尾根の手前で止まっている)
P1020639

2014年9月28日 (日)

三ツ石山に登った日、御嶽山が噴火した

 9月27日(土)夕方、登山を終えて、秋田に向かって国道46号線を走って
いた時に、御嶽山が噴火しているとラジオが繰り返していた。大相撲秋場所
は14日目で関脇豪風が、昨日まで6勝7敗とがんばっていて、残り二日間
で勝ち越してほしいとラジオをつけたばかりだった。御嶽山が大変なことに
なっているようだ。

 この日、5時前に自宅を出て、松川温泉へ向かった。八幡平の縦走コース
上にある三ツ石山に登るためだった。8時20分駐車場発。ガイドブックによ
ると山頂まで2時間のコース。6年前、松川温泉郷から源太ケ岳~大深岳~
三ツ石山~松川温泉と周回したことがある。その時も9月だった。

 山路には時折アオモリトドマツの香ばしい香りがしてきて、いい気分になる。
左手に藪の間から岩手山が見えるが、どうもガスっているようだ。このコース、
三ツ石山荘までの半分以上、道は雨水で土がえぐられ、岩がむき出しになっ
ていて歩きにくい。時間的にもう山荘に着く頃と思われるあたりから樹林帯も
低くなって風が強くなった。

 間もなく10時前に山荘に着いた。これまで着ていたTシャツは中に寒い風
が入り込んで体が冷えてきたので、山荘の2階に上がって、肌にぴったりの
半袖に着替えた。山荘はトイレ付きなので、このコースが女性登山者に人気
がある一因になっているようだ。すぐ傍には水の澄んだ池があって、目を休
ませてくれる。

 ここから青空の下を頂上へ。道々振り返ると岩手山が間近に見える。山頂
部分を覆っていたガスも晴れそうだ。下には山荘が見えて、風景のなかのア
クセントになっている。岩の続く登り道を行くと30分ほどで山頂につく。風が
あまりにも強いので雨具着用。

(三ツ石山荘が下に見える)
Memo0068

(↓右が三ツ石山頂)
Memo0069

(↓小畚岳側に少し進んだあたりから見る三ツ石山)
Memo0072

(↓三ツ石山からの下山途中。前方は岩手山)
Memo0076


 この三ツ石山と岩手山を一枚の絵に収められるのではと思って、さらに小
畚岳の方に進む。しかし、途中からだと、岩手山は三ツ石山から左へ延びる
緩やかな尾根の陰に隠れて見えなかった。小畚岳の方まで行けば見えるか
もしれない。ただ、岩手山が見えてもかなり左寄りになってしまい、ツーショッ
トはむずかしいかも。
 

 結局、道の途中でスケッチしたが、出来はかなり不満の残るものだったし、
これ以上寒い風の中に長時間居続けることは諦めることにして、下山を決
めたのだった。

 御嶽山は長野県と岐阜県にまたがる山で、標高は3,067mだそうだ。日
本百名山の一つであることは知っている。ただ、自分の関心が向いたことは
なかった。交通アクセスは秋田から遠いので、わざわざ登りに行く気になっ
たことはない。それでも同じ山好きの者として他人事でない。

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