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2015年5月3日 - 2015年5月9日

2015年5月 5日 (火)

春の南郷岳

 去年の11月に登って以来、5カ月ぶりの南郷岳、春に来たのは
はじめてだった。この連休は天候に恵まれ、秋田でもあちこちの山
を、待ちかねた人たちが訪れているだろう。

 最近は登山靴を忘れたまま、出かけることがある。今朝も20分
ほど車を走らせてから気がついて、家まで戻った。家の者に見つ
かってしまい、ごまかし笑いを見せながら再び出発したのだった。
 


P1010877
(↑登山道入口)

 この前と同じところに車を止めた。歩き出すとすぐ、秋田ではもう
見られない若いフキノトウが土の中から出ている。ココミ、白や薄
紫のキクザキイチゲ、・・・・などが日向に咲いていた。左側の崖は
雪の力に負けたのだろう、岩が崩落し、木も斜めに倒れていた。

 ゆっくり登ってゆくと、ツバキが咲いていて意外だった。薄紅の花
びらは陽を透かしているようだ。このツバキが、上へ行くにつれて
どんどん増えてくる。この山の標高は681メートルだから、五、六
百メートルのあたりのあちこちに群落している。こんな山もあるんだ
なあ。なにか得をしたような気分だ。
P1010853



P1010854

(お隣堂から始まる石段)

 お隣堂脇から始まる石段を登り、金峰山神社に着く。さすがに
冬囲いは外れていたが、お堂の階段の両端の柱に結わえつけ
られた鉄パイプが残っていた。冬囲いを解いた最後の作業が残
されたのか、または補強のつもりで残しているのか。

 神社の背後の山頂広場に陽は注ぎ、東南方向の遠くには雪を
まだ頂いた鳥海山がうっすらと鎮座していた。北の方角には、山
頂部分に残雪のある奥羽の山が見える。私が見ているのは真
昼岳ではないだろうか。

 ふと辺りを見ると、つい最近まで雪の重さに耐えてきて、今よう
やく解き放たれたように、起き上がりつつある細い木々があり、
そこには黄色い花がついている。マンサクだ。4月末に太平山系
女人堂跡に行ったときには、いつもあるところに、この花が咲いて
いたが、南郷岳では今頃が開花時期だった。そして離れたところ
に白を咲かせているのはタムシバだろうか。コブシの方が高木だ
というから、先端の花に手で触れる高さのこの木はやはりタムシ
バなのだろう。

P1010864

(↑タムシバ?)

 一時間ほどゆっくりしてから下山開始。さっき登った石段を下り終
えて歩数計をみると381段だった。のんびりした山歩きを楽しませ
てもらった。

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