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2015年8月16日 - 2015年8月22日

2015年8月20日 (木)

3年ぶりの鳥海山(2)

 途中、伏拝岳付近でスケッチをして、そこからまた下山を始めた。
午後3時ころに外輪を登る人数人とすれ違った。この人たちは山頂
小屋に泊まるのだろか。ああそうそう、滝の小屋をめざすといって
いた彼はどうしたろうか。外輪から小屋の姿はみえるが彼の姿まで
はみえない。彼の顔形を思い出そうとしても、どうしても六角さんの
顔になってしまう。

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 トラノオ(上、中。上の赤い穂のものは初めて見た)、イワベンケイ、
ナナカマド、アキノキリンソウ、リンドウなどが路傍に咲いていた。こ
の花々も、やがて季節の移ろいとともに姿を消すのだろう。

 御田原付近の岩の間に鳥を見た。私が少し近づいても急いで逃
げることもなく、チョンチョンと岩陰に隠れたり、私のほうが動いて
見つけると、今度は飛んで近くの岩の陰に潜んだりした。羽の色は
岩や土の保護色だろう。動くと分かるが、岩を背景にして身動きし
ないでいると、探しでもしないと全くわからない。体長は20センチく
らいか。

P1040273_2

 今日の土産はこれだな、と何か得をしたような気分で、今朝来た
路を下ったのだった。帰宅後、ネットで「山にいる鳥」で検索すると、
どうやらイワヒバリのように思える。

http://www.birdfan.net/

3年ぶりの鳥海山(1)

 暑さの夏におろおろしてばかりいたので、ここらで山登りを再開し
ようと鳥海山へ向かった。6月下旬には、御浜から凍結が緩んでき
たような鳥の海を見下ろし、そこから下山した。途中、賽の河原付
近の雪原にはスプーンカットの波模様が広がっていて、そこで暫
時、目を楽しませてきたのだった。

 今日は朝から濃霧が景色を隠していたが、賽の河原に着く頃に
はすっかり晴れていた。御浜は風が強っかったので雨具を着た。
ここから先は特別なこともなく、分岐では千蛇谷方面を採った。わ
ずかに残った雪渓をわたると、路傍にキイチゴを見つけた。赤い
実を口にいれると、果汁は酸味の後で渋みがきたので、吸っては
滓を出した。しかし、冷たい感触がよくて、何度もそんなことをしな
がら登った。

 山頂で若い男性が3人いて、写真を撮ったり撮られたりしていた。
ふとみると、そのうちの一人が山行開始時点で私を追い越していっ
た人だった。両手にビニールの買い物袋を提げていて、それで登る
気かよ、とあきれつつ多少心配にもなったのだった。例えば、仲間
とバーベキューするための食材の入った買い物袋をさげている、そ
んなふうな格好だった。一時、寄り道でもしたのか姿を消したように
思えた。私より後ろを来るのだろうくらいに思っていたが、逆に私よ
り早く山頂に着いていたのだった。

 誰かに似てないか? ざんばらの髪、眼鏡、やや狐目っぽい目・・
テレビで見る六角精児さんに似ている。語りは少し違うけどね。山
形側の滝の小屋方面に行くのだと言う。山頂から千蛇谷源流部に
降ったが、私より後ろだった彼が私を追い越していった。今朝の登
り始めでも、私を越していった。それらを思うと、私より健脚なはず
で、彼が私より遅れて千蛇谷コースを来たにしても、彼なら私を追
い越せていたはずだ。しかし実際に私を追い越していった人はい
なかったから、彼は外輪コースを来て、いち早く山頂に着いていた
のではなかったか、などと想像をめぐらしていた。

 “六角さん”は、二つあった買い物袋は一つに減っていたが、それ
を提げて千蛇谷源流部に下り、(多分、再び)外輪に登ってから六
高山へ向かった。私は彼の大分後ろを追った形になったが外輪に
着いてからは、百宅口への分岐にあるケルンを風除けにしてお昼と
した。

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